2010-2011年度会長報告
第3248例会 平成23年4月20日 会長報告 後藤 裕弘 会長
2011 年 4 月 26 日
今日は、最近原発のニュースでよく耳にする放射線についてお話しさせていただきます。
放射線の値に「ベクトル」「シーベルト」がありますが、人体への影響度を知るには[シーベルト]で表します。
法令で定められている、安全性は日本の場合、放射線限度量年間1ミリシーベルトです。しかし、放射線物質は自然界にもともと存在しており、呼吸や食事など常に放射線物質による影響を受けます。1mSvで収まっている地域は国土の半分くらいです。世界平均は年間約2.4mSvだそうです。日本で一番高い所は岐阜県1.19で一番低い所は神奈川県0.81です。十勝では0.98となっています。また、健康診断などで受ける胸のレントゲン撮影は、1回あたり0.05mSv程です。
日本の法律では、1年間の被爆許容量が50mSv以下に設定されていますが、例えば宇宙へ行くと地上の約20倍とのことで、宇宙飛行士が長期間宇宙に滞在するとガンになり易いとのことです。
東日本大震災の義援金についてですが、まだ私の目論見よりだいぶ少ない状況です。栂安会員からは消毒液、マスク等60万円相当の物資を贈って頂きました。スイス在住のイタリア人から、矢戸RAC地区委員会とのお付き合いで帯広RACの口座に約80万円のご送金を頂いております。
当会員皆様には、何とかもう一歩頑張って下さいますようお願い致しまして、本日の会長報告とさせて頂きます。