2010-2011年度会長報告
第3228回例会 平成22年11月10日 会長報告 後藤 裕弘 会長
2010 年 11 月 17 日
今月は財団月間となっております。昨年度の財団寄付についてRIから感謝状がきておりますのでご報告とご披露申し上げます。
本日の理事会において、次年度の役員指名委員会が決定し、私が指名委員長に就任いたしました。今後慎重に検討し立派な組織が出来ますよう努力させて頂きます。
先ほど皆様に黙祷していただきましたが、大滝信臣先生が11月3日午前11時44分にご逝去いたされました。
朝食までは全く普通だったのが、間もなく急に具合が悪くなり、吐き気をもよおし救急車で病院に運ばれたが間に合わなかった。とのことでした。以前の骨折以来、急に体力が弱まっていたとのことです。
先生は昭和43年5月に入会され、44年半の長きにわたりロータリアンとして活躍致されました。
その間、国際奉仕理事、青少年奉仕理事、クラブ奉仕理事を歴任され、平成元年の55周年時の会長を務められました。その年には250地区大会のホストクラブでもあり、大変にご苦労された事と思います。
私がとても悔やまれることですが、当時、私の経営していた帯広ステーションホテル バンクェットサービスが帯広ロータリークラブの例会場として使用して頂いていたのですが、7月5日、大滝先生の第一例会のとき、大家のステビルから「どうしてもこの時間に大会場を使わせろ」と、言われ、狭い会場で例会を行っていただきました。「僕の最初の例会だよ」と、先生に不満を言われたことが未だに心残りとなっており、申し訳なく思っております。
ここで大滝信臣先生を偲び、先生の会長就任挨拶を読ませて頂きたいと思います。
親愛なる帯広ロータリークラブの皆様へ
会長 大滝 信臣
帯広ロータリークラブ創立満55周年を迎え、また、第250地区大会を開催する、ホストクラブ会長として、就任させていただきましたことは、誠に光栄に存じますと同時に、責任の重大さを痛感いたしております。
歴史と伝統のある帯広ロ一夕リークラブの名を、はずかしめないよう誠心誠意頑張りますので、どうか皆様方のご指導とご協力をお願い申上げます。
本年度RI会長、ヒュー・M・アーチャー氏のテーマーは「ロータリーを楽しもう」でございます。このテーマーは、自分勝手にロータリーを楽しむことではなく、他人へ奉仕をすることによって、相手が喜ぶのを感じながら自分も胸のうちに、満ち足りた思いが広がって、はじめてこちらも楽しくなるということでございます。
長谷川晃三地区ガバナーも、帯広東ロータリークラブからおでになったことは、私達にとって、ほんとうに心強く感じますと同時に、地区大会を開催するにあたっても、これ以上好都合のことはございません。
長谷川ガバナーのサブテーマは「心と心のつながりを温かく」でございます
。
以上RI会長及び地区ガバナーのテーマを基として、帯広ロータリークラブの、1989~1990年度の方針を例会を楽しく奉仕活動も楽しくといたしました。
重点目標として
1.RI第250地区大会を成功させよう。
2.あたたかい友情のあふれた親睦と奉仕。
3.会員増強の促進。
4.もっともよく奉仕するものは、もっとも多く報いられる。
以上本年度の方針として申し上げましたが、この一年間まことに不慣れではございますが、責務を果たすよう頑張りますので、皆様の特段のご協力を、重ねてお願い申し上げまして、就任のご挨拶といたします。
以上ですが、ロータリー情報を熟知され、今年度もロータリー寺子屋の塾長としてご活躍いただいておりましたのにこの急逝はとても残念でなりません。
心よりご冥福をお祈りして会長報告とさせていただきます。