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2010-2011年度会長報告

第3225回例会 平成22年10月13日 会長報告 後藤 裕弘 会長

2010 年 10 月 21 日

後藤裕弘会長

 8月5日に発生したチリのサンホセ鉱山での落盤事故は33名の作業員の救助が本日少し前に始まったと思われます。当初は生存が絶望視されていましたが、確認のために地下700mの避難所まで直径8㎝の穴を掘ったところドリルの先端に生存のメッセージが付いてきました。
事故から17日目の事でした。
避難所には食料や水が備蓄されており通風孔もあり、1.8㎞の坑道がつながっていてトイレも利用されていました。しかし、坑内は気温が35℃湿度が90%と劣悪な環境でした。その中で18歳から63歳までの33名はつらい生活を強いられました。

 今日の救助は、救助員2名とドクター2名を坑内に送り込み、33名を48時間かけて救助するという事です。全員が仲間想いで「俺が一番最後でいい」「救出後も一緒の部屋で療養したい」と言っているそうです。
 日本からは国際宇宙ステーション用に開発された下着とかパソコンなどを送り大変喜ばれているそうです。
 この鉱山は金と銅が産出されており、200年以上の歴史がありましたが、これまでにも何度か死亡事故を起こし、2005年から2007年までは営業停止になっていました。その後何の監督もないまま、2009年に操業が再開され、鉱山監督者と経営者の間で利益供与があったのではと噂されています。当初、救出はクリスマス頃と言われていましたが69日目に救出が行われるという、喜ばしい事となりました。
 話が変わりますが「地区大会の全員登録参加ありがとうございました」とガバナー事務所からお礼状が届いています。また、29日の例会に出席していただいた中標津RCの長谷川様からお手紙と羊羹を頂き、先ほど皆様にお配りしたところです。