2010-2011年度会長報告
第3213回例会 平成22年7月14日 会長報告 後藤 裕弘会長
2010 年 7 月 21 日
先週の会長就任挨拶では、すっかり上がってしまい10.5ポイントの原稿の文字が読めず、なんとか見えているところから思い出しながら話してしまい、思いをしっかりとお伝えできなかったと思います。
やり直すわけにもいきませんので、原稿を会報、活動計画書に送ってあります。
ご覧いただくことでお許しを頂きたいと思っております。
さて、7/11に参議院議員の選挙が行われ与党民主党は44議席しか取ることができず非改選とあわせて110/242議席と、ねじれ現象が起こってしまいました。
ねじれ現象の時でも、首相指名は衆議院で出来ます。
予算の議決や条約の承認も衆議院の議決後30日経過すると成立します。しかし、法案の成立は参議院で否決された場合、衆議2/3の賛成が必要になります。
480の2/3ですから320の賛成が必要ということで、与党のみの308?では12票足りなくなります。
選挙後のインタビューでは、どの野党も「民主との連立はしない」と、話しておりました。
こんなことで政党間の戦術争いばかりが続き、政治空白が長引くようでは日本の将来はどうなるのでしょうか。
平成生まれの若者にはすでに成人になった人もおりますのに、彼等は一度も好景気を体験してはおりません。
選挙のための虚言、足の引っ張り合いはもう大多数の国民が嫌気を感じ、そんな政治家には誰も投票しなくなってきていることに政治家も気づき始めていると思います。
今回の“ねじれ”を良いチャンスとしてとらえ、超党派でしっかりと建設的な議論を尽くし、国民の目線に立ち、景気回復、住みよい明るい社会にしっかりと国を導いてくれる政治を行うようになってもらいたいものです。
ということで、RC会長報告向きの話ではありませんが、不慣れということでお許し頂き、終わりとさせていただきます。