帯広ロータリークラブ 会長方針 2025-2026

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会長:飛岡 抗

基本方針〈友情いっぱい・夢いっぱい・愛いっぱい〉

友情をさかせる・夢をはぐくむ・愛あふれる

夢をはぐくむロータリー

2025-26年度  帯広RC会長  飛岡 抗

 最初に、マリオ・セザール・マルティンス・ デ・カマルゴRI会長と佐渡正幸(釧路北RC)ガバナーの今年度の方針を伝え、私の今年度の考えをお話しようと思います。

 今から120年前、1905年ポール・ハリス達4人により産声を上げたロータリー運動は、その志に共感したクラブが次々と生まれ、15年後の1920年(大正9年)10月20日には米山梅吉氏と当時三井物産ニューヨーク支店長の福島喜三治により東京ロータリークラブが設立されました。

 更にその15年後の1935年(昭和10年)3月15日には札幌ロータリークラブをスポンサークラブとして、チャーターメンバー19名で帯広ロータリークラブは誕生しました。
日本ロータリー創立順位では16番目、北海道では5番目に創立されたクラブでした。そして、帯広北RC(1952)広尾RC(1962)芽室RC(1962)足寄RC(1962)清水RC(1963)上士幌RC(1965)帯広西RC(1972)更に帯広ローターアクトクラブのスポンサークラブとなりました。

 以来今年度で90周年を迎えるにあたり当時の先輩たちの志と理念に対する思いに深い感銘を表し、90年に渡る奉仕の理念を引継いでいる、帯広ロータリークラブの歴史と伝統の重みを、今更ながら日頃の勉強不足を痛感しています。

 さて、今年度国際ロータリーのマリオ・セザール・マルティンス・ デ・カマルゴ会長は1年間のテーマを「よいことのために手を取りあおう」をかかげました。
ロータリー会員は、人と人とのつながりがもたらすパワーを活かして、新会員を増やし、奉仕プロジェクトで協力し、世界的なインパクトをもたらしながら、前向きな変化を生み出しています。

 それを踏まえて目指すビジョンとして、帯広RCは、奉仕活動を促す先進的かつ多様な奉仕を組織的に実践することにより、主体的に考え行動でき、社会で必要な問題解決能力を持つ「超我の奉仕」を備えた人材を育成するクラブとなります。

 そして、地域社会の問題点解決に向け、実現するために、ロータリアンとしての専門職業人、世界基準で行動できる国際人、健全な多文化共生社会実現に貢献でき、地域社会の更なる発展・貢献を果たすでしょう。

 そのために、ロータリアンがアクターと地域と共に成長する意識を持ち、常に地域改革とRCの安定的な運営に全力で取り組むことを約束し、帯広地域の基幹奉仕団体となるでしょう。ここに今年度帯広RCのテーマを「夢をはぐくむロータリー」としました。

一年間皆さま宜しくお願い致します。

このビジョンを成功に導くための3つの戦略として、

  1. 新入会員・既存会員の成長を実現する特色ある教育・支援の実現
  2. 変化への対応と新たな魅力の創出による組織改革
  3. 持続的成長を実現するための寄付・会員基盤の強化(財団・会員増強)

更に、個々がクラブにおける5つの体験(重要目標及び達成指標)として

  1. 例会での楽しみ(帰属意識)
  2. クラブリーダーへの信頼(クラブで意見交換できる環境)
  3. 個人的な成長の機会(スキルアップ)
  4. つながり(人間関係)
  5. 有意義な奉仕(クラブでの奉仕が世界と地域社会に変化をもたらす)

そこで、各委員会の活動を通して下記6項目を考えてみましょう。

  1. ロータリーの歴史を学ぼう
    「最も多く奉仕するもの、最も多く報われる」の職業奉仕理念
    「超我の奉仕」の社会奉仕理念 例会出席=親睦(入れて学び、出でて奉仕せよ)
    2つの奉仕の理念を透して見える5代奉仕の活動を実践する運動を進めて行きましょう。
  2. 親睦を深め奉仕を実践しよう
    親睦と奉仕はロータリーライフを支える両輪と言われています。どちらが欠けてもロータリーは存続できません。親睦を理解し深め、奉仕活動を実践し、ロータリーを楽しみましょう。
  3. 職業奉仕を理解しよう
    アーサー・フレデリック・シェルドンが提唱した奉仕の理念を学び、クラブ会員個々の職業に対する倫理観を高め、奉仕の哲学を実践して行きましょう。
  4. 会員増強し、退会を防ごう
    帯広RCもまさに会員を増やして行くことにより、クラブ財成の安定化を目指し更に、持続可能となります。ロータリーが人生において有意義なのかを理解して頂き、親睦を深め退会防止しましょう。我々がロータリーの運動を通して地域社会に公共イメージアップを図り、入口を広げ会員増強を図りましょう。
  5. 地域社会や国際社会、そして青少年への実践的な奉仕を考えよう
    社会奉仕や国際奉仕、青少年奉仕はロータリーの歴史と共に出来上がってきた奉仕活動です。ロータリーの目的や奉仕理念を学び、未来に向けた視点で地域社会に還元できることを見つけ、グローバルなことやこれからのリーダーとなる青少年の育成を考え、これらの奉仕を実践しましょう。
  6. ロータリー財団、米山記念奨学会、ポリオ根絶へ協力しよう
    我々の寄付がロータリー財団の中でどのように使われ、どのような事業に反映されているのかを理解し、積極的な支援を図りましょう。
    そして、奨学生との交流を通して米山記念奨学会への理解を深め、留学の目的の支援をし、国際親善に寄与しましょう。
    ポリオ根絶今年度は、帯広クラブ単独事業として帯広空港募金箱設置予定です。
    期間限定ではありますが、一般市民へポリオ根絶のご理解と公共イメージアップ更に、帯広ロータリークラブとして内外へ広く周知させて頂きます。

 以上の方針を掲げさせて頂き、会員の皆さまと共に1年間ロータリーを学んで行きたいと考えます。

 どうか皆さまの絶大なる協力の程をお願い申し上げまして、会長就任の挨拶と会長方針に代えさせて頂きます。

 ありがとうございました。

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