帯広ロータリークラブのトピックス

帯広ロータリークラブのト会員一覧、役員表、年間プログラム等

帯広ロータリークラブについて

国際ロータリー第2500地区
ロータリー文庫
帯広ロータリークラブ携帯サイトQRコード

携帯サイトができました。 ロータリーの情報を旅先でもご覧いただけます。

2003-2004年度会長報告

第2890回例会会長あいさつ 2003年7月23日

2003 年 7 月 23 日

2007-8会長

 会長挨拶 高橋勝坦会長 
 RIより2003~2004年度の第1回国際ロータリー理事会において12月を家族月間とすることが決定されました。これはマジィアベ会長が家族の重要性を提唱したことを称えたものです。なお従来2月の第2週『家族週間』は廃止とされます。
さて、十勝地方では7月がじゃがいもの花の大変美しい時期であります。だいたい5ha区画に整然と整地された広大な一面に咲く農林1号の白い花、メークインの紫色の花の美しさに目を奪われます。北海道のいくつかの町村ではじゃがいものお花見会が開催されています。またフランスの宮殿では観賞用として栽培されております。本日は我々の身近にあり、いつも車窓より目にするこのじゃがいもについてお話ししたいと思います。
じゃがいもは別名「馬鈴薯」とも言い、日本では馬鈴薯という名前は馬に付ける鈴に似ていることに由来しています。じゃがいもはフランス語で『大地のリンゴ』と呼ばれており、栄養の高い食品として知られております。ビタミンBlはもちろん、ビタミンCやカリウムを多く含み、野菜の少ない冬に真価を発揮するからで立派な機能性食品と言えます。
たとえばビタミンCはガン・高血圧・心筋梗塞などの成人病の予防的効果があり、また多く含まれているカリウムは日本食の弊害であるナトリウムの取り過ぎからくる血管の老化で起こる脳出血を防ぐ働きがあります。
じゃがいもの花
白色は品種(農林1号、紅丸、トヨシロ、とうや、マチルダ)
赤紫は品種(キタアカリ、ベニアカリ、サクラフブキ、アスタルテ)
淡赤紫は品種(男爵薯、コナフブキ、ムサマル、花標津)
紫は品種(メークイン、ワセシロ)

市場
年間約300万トンが日本で生産され、このうち北海道が76%を占めています。
生産量はほぼ横ばいで輸入は主にアメリカからで80万トンです。冷凍フライドポテトや乾燥マッシュポテトなどの形で消費され、急増しています。消費は36%がポテトチップなどの加工用、25%が青果用、29%がでんぷん原料、その他10%です。世界の生産量は約3億トンで小麦・トウモロコシ・お米に次ぐ生産量です。