2001-2002年度会長報告
第2812回例会会長あいさつ 2002.1.9
2002 年 1 月 9 日
2002年スタート
明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。私どもの内閣といいましょうか、体制も半年を経過し、ターニングポイントを回りました。昨年までは105人の会員でしたが、昨年末で3人が退会され、本年は102人でのスタートです。さらに会員を増強し、少なくとも105人の体制で、真鍋内閣にバトンタッチしたいと思います。
午年は変化の年
午年は、経済の変調や、大きな変革のある年のようで、例えば明治27年(1894年)には日清戦争が勃発、昭和41年(1966年)には中国で文化大革命。前回の午年である平成2年(1990年)にはバブルが崩壊し、湾岸戦争のきっかけとなったイラクのクエート侵攻がありました。いい面では東西ドイツの統一がなされています。
現在の状況をみていますと、今年も、やはり同じように、大きな変革、意外なことが、ばたばた起きそうな年という気がします。
ロータリーの節目への準備
帯広ロータリークラブは、本年が創立から67年目にあたります。3年後の2005年は、創立70周年ということになるうえ、11月末前後に例会も第 3000回という膨大な数の節目を迎えます。この2005年という年は、国際ロータリーの100周年にもあたり、2月23日の創立記念日の大行事を筆頭に、大変重要な年です。
次年度の真鍋会長、その翌年の高橋会長はこれらの準備作業を進めていかなければなりませんし、その次の会長さんは大きな行事を実施しなくてはなりません。ご苦労ですけれども、無責任ながら、言葉で申し送りさせていただきます。
ロータリーの変容
昨年をロータリーの次元で振り返ってみますと、ロータリーのあり方そのものが大きく変わったのだと思います。
例会の休会について2回から4回まで認められました。私どもも今年はそのままできましたが、次年度はたぶん4回に移行するはずです。例会への出席についても理事会の判断で認められる部分が広がり、ロータリークラブが認めた行事への出席、例えば帯広の森植樹祭や育樹祭も例会への出席とみなされるような状況になりました。
会員の身分は従来、正会員、アディショナル正会員、シニア・アクチブ会員、パスト・サービス会員、名誉会員の5種類でしたが、正会員と名誉会員の2種類になります。
職業分類は、1クラブに同一職業の会員が5人まで入れるようになり、51人以上のクラブでは10%まで認められます。帯広ロータリークラブでいえば、会員は102人ですから、同一業種の会員が10人まで認められる訳です。
このように規定審議会で定款などが変更され、ロータリーが変容しています。時代の流れといいましょうか。会員が出席しやすいように、参画しやすいように、そして会員が増えやすいように、ここ何年かのRI会長が考えてきています。2005年に150万人体制にしたいということも大きいでしょう。
理想を追求して
そういう中でも、ロータリーの「自己研鑽」と「社会改良」という2つの大きな目標は変わっていません。私が掲げた「知行合一」、行動と戦略を一致させながら歩んでいくことは、こういう時代だから一層重要ですし、会員のモラルも問われていると思います。
自己研鑽をしっかりと進めながら、社会改良にまい進し、奉仕への理想を追求してまいりたいと思いますので、今年もご指導のほど、よろしくお願いします。